食品の記事一覧

マグネシウム

マグネシウムの1日の必要量と多く含まれている食品

マグネシウムは骨に多く含まれています。成人男性では、1日340~370mg、成人女子では、1日270~290mgが推奨量です。日本人の食事では少し不足しているようです。どんな食品にたくさん含まれているのだろうと調べてみると、偏りがあり、海藻...
大豆

大豆レシチンのレシチンってどんなもの?

大豆レシチンは大豆から油を搾ったあとに除かれる副産物です。レシチンはグリセロールと脂肪酸とリン酸とコリンからできています。コリンが重要です。レシチンが不足すると脂肪肝になります。レシチンは界面活性剤として働き、脂肪やコレステロールを細かくし...
野菜

ナス科の野菜は関節リウマチ、関節炎によくない?

ナス科の野菜、ナス、トマト、ピーマン、ジャガイモなどには、グリコアルカロイドと呼ばれるステロイドアルカロイド配糖体が有毒物質として含まれていて、大量に摂ると中毒症状を起こします。しかし、普通に食べていても、関節リウマチや関節炎によくない・・...
トマト

中国は濃縮トマト出荷量が世界一

中国は1990年代初めから新疆ウイグル自治区で濃縮トマトを製造し始めましたが、その後わずか20年で、濃縮トマト輸出量が世界第一位になりました。 これは、この地区で生産される濃縮トマトのコストパフォーマンスのよさから、イタリア企業が工場やノ...
サケ

鮭に7つも種類があったなんて知らなかった

普段サケといっているのは、シロザケのことです。サケには、その他にキングサーモン(ますのすけ)、カラフトマス、ギンザケ、ベニザケ、サクラマス、アトランティックサーモン(たいせいようさけ)があります。ヒメマスはベニザケの陸封型、渓流釣りで人気の...
ニシン

ニシンの塩水漬けとシュールストレミング

ニシンは脂肪が多く、乾燥させて干物にしようとしても簡単に腐ってしまいました。そのため、塩漬けされるようになりました。スウェーデンでは日照に恵まれないので塩は貴重でした。 塩を節約するため、塩水に漬けて密閉する保存方法が考えられました。それ...
缶詰

鮭缶の始まりから衰退するまでのはなし

鮭缶は、1820年代から作られるようになりました。大量に獲れるものの人気がなかったカラフトマスを使うことで、安く大量に供給できるようになりました。しかし、1970年頃からツナ缶にその地位を譲り、以前ほどの人気はなくなってしまいました。しかし...
昆虫

「昆虫を食べてわかったこと」を読んだ

昆虫食って、イナゴの佃煮、蜂の子以外にもたくさんあります。ほとんどの昆虫は食べられるんだとか。カミキリムシの幼虫、テッポウムシはおいしいけど、カブトムシの幼虫はまずくて食べられないそうです。昆虫食べてみますか? 昆虫を食べてわかったこ...
じゃがいも

アイルランドとじゃがいもの大飢饉

1850年頃、アイルランドでじゃがいもの疫病による大飢饉が起き、100万人が亡くなり、150万人以上が移民として国外へ去って行ったといわれています。直接の原因は、栽培していたじゃがいもがほぼ全滅したからですが、当時アイルランドを植民地扱いし...
じゃがいも

ジャガイモはスペインから伝わった

ジャガイモは、大航海時代スペインが持ち帰り、そこからヨーロッパに伝わりました。ドイツやオランダではよく食べられています。アメリカには17世紀後半には伝わっていましたが、農作物として栽培されるようになったのは、18世紀中頃のことです。 大...
砂糖

砂糖がヨーロッパに入ってからカリブ海で生産されるまで

砂糖は、インドで製糖されるようになり、イスラム教徒によってヨーロッパに伝えられました。地中海の島で砂糖きびが栽培され製糖されていました。イスラム教徒から砂糖きび栽培と製糖技術を引き継いだヨーロッパのキリスト教徒は、大西洋の島々から、新世界に...
砂糖

サトウキビの砂糖とてんさい糖

サトウキビはニューギニア原産。2500年前にインドで製糖が始まり、世界中に広がって行きました。砂糖はサトウキビを煮詰めて結晶を取り出し原料糖をつくります。そこから不純物を抜いて精製糖をつくります。てんさい糖は18世紀半ばにショ糖が分離され、...
じゃがいも

じゃがいもを凍結乾燥させると毒を抜き長期保存が可能になった

じゃがいもは育てやすく生産性が高いので、世界中で栽培されています。しかし、ソラニンやチャコニンという毒になる成分を含みます。アンデスの山岳地帯では古い時代に凍結乾燥させることで毒を抜き長期保存が可能になりました。そして、じゃがいもを主食にす...
海苔

海苔の生態はイギリス人が発見した

海苔は毎日食べないけれど、おにぎりに海苔がないと困ります。海苔の養殖は江戸時代から始まりましたが、日本で海苔の養殖が安定して行えるようになったのは、イギリス人の学者が海苔の生態を明らかにし、それが伝えられた第二次大戦後のことでした。 ...
食品

アーモンドの効果は肌がきれいになることと抗老化への期待かな

アーモンドは抗酸化力のあるビタミンEが断トツに多く、食物繊維が多く、便秘を解消して肌がきれいになるそうです。また、老化物質AGEを減らすことがわかり、抗老化(アンチエイジング)の効果が期待できます。