太陽熱温水器があるお湯に恵まれた生活がしたい

太陽熱温水器がほしいです。

以前、山小屋で働いていた時にボロボロの太陽熱温水器を使っていました。晴れていると40℃くらいのお湯が使えます。風呂用に使っていました。追い炊きは必要で、灯油のバーナーを使っていましたが、太陽熱温水器によって燃料が節約でき、とても重宝しました。

太陽光温水器

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いったい、いくらするのでしょう?しかし、その前にどのくらい必要なのか考える必要があります。

まずは何リットル必要か?

ドラム缶1本は、200リットルです。風呂桶なら150リットルくらいです。基本はそのくらい必要でしょう。200リットルで考えます。

もう一つ床暖房にも使いたい希望があります。床暖房は実に暖かくて、室温をうんと上げなくても暖かさを感じることができます。この熱源としてお湯を回せばいいなと思います。

設置はどこにするか

屋根に設置するのと、地上に架台を取り付けて設置するタイプがあります。土地が使えるという前提で、地上に設置することにします。

太陽熱温水器の種類

とりあえずアマゾンで調べてみると、よくある屋根の上に設置するタイプ。

ノーリツ 太陽熱温水機 スカイピア SJ-321 自然循環タイプ ポピュラー型が128000円くらい。210リットル。満水で300キロ以上あります。

屋根に乗せるタイプは、自分で設置するのは無理ですね。地上に設置するのは、FUJISOL社製 ヒートパイプ式太陽熱温水器というのがよさそうです。

どうやら真空管を使用したものがよいらしい

ヒートパイプ式真空管を採用した水道直結タイプです。 地上にも設置可能で電気は一切不要です。 寒冷地にもオススメです、と書かれているのでよさそうです。

真空管を使ったタイプには、真空管の中に水を通すタイプと真空管の中でたまった熱を上部に集めてタンクの水を温めるタイプがあるようです。

真空管の中に水を入れずに、熱を全部上のタンクに集めるものの方が性能が高いようです。

東京都町田市にある株式会社太陽光という会社が販売しています。スペイン製らしいです。温度表示とセットで233,350円

FUJISOL ONLINE SHOP --フジソル オンライン ショップ-- 【真空管式太陽熱温水器販売】

実際に、自分で組み立てた方の記事があります。いいなあ。晴天になると60℃くらいになるようです。

太陽光温水器、設置完了
太陽光温水器の設置が完了しました。  まずは、配管工事を先に行います。 (写真では、すでに真空管が乗っていますが、真空管を乗せる前に行います) 黒いホースが水で、ピンクのホースがお湯です。 次に、真空管を乗せて完成です。 設置工事は非常に簡単でした。 ...

うん。これがよさそうです。

水タンクがなく瞬時にお湯にするタイプもある

しかし、もう少し調べてみると、PCM太陽熱温水器というのが出て来ました。こちらは水をお湯にして貯めておくタンクがないのです。そのため、太陽光に当てる真空管を設置すればよいので、屋根に置いても軽いのです。

これはよいですね。

PCMとは相変化材料(Phase-change material)のことで、規定された温度で凍ったり融けたりします。PCM温水器は、その変化において放熱と蓄熱を繰り返す性質を利用したものです。

と書かれていました。瞬時にお湯になるようです。お値段など知ることができます。

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太陽熱温水器は自作できるのかな?

太陽熱温水器+自作で検索してみました。塩ビを黒く塗って作る方法、ペットボトルで作る方法がでていましたが、寒い季節には効果があまりよくないようです。しかし、材料費はとても安いです。てるずさんのブログがとても丁寧に書かれていて参考になります。

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この方は、部材一覧表も公開してくれています。自作は、決意できないとなかなかやらないものですが、一度始めれば、なんとか完成させたいと思うものです。失敗部材も込みで28,496円でした。

完成品を買うよりも1/10程度です。

どうやらヒートパイプ式真空管を使うと、寒冷地でも晴れていれば、お湯が使えるようです。これは自作は無理かなと思いましたが、ヒートパイプ式真空管を使って太陽熱温水器を自作している人はいないかなと探してみました。

この記事を書いた時点では見つかりませんでした。真空管自体はアマゾンでもパーツとして販売はされています。そのうちきっとチャレンジャーが出てくるでしょう。

太陽熱温水器は中古で買えるか

今のところ、高性能の真空管式の太陽熱温水器を自作するのは難しいようです。すると、次に考えるのは、中古品を買うこと。

ヤフオクでは、真空管式なら150リットルのもので8万くらい、昔ながらの屋根に設置するものなら1万円程度から出品されていました。

売れたら終わりですが、よく見ていると掘り出し物は出て来そうです。きっとあまり人気がないと思います。

ちなみに地方では昔の屋根に載せるタイプのものは、有料で引き取ってもらって捨てられるケースが多いらしいです。それをもらってくるのも一つの方法です。

私が山小屋で使っていたのは、オーナーが自宅で使っていたものでした。ボロボロで、保温のためガラスのように張られていたのでしょう、アクリル板は割れていて中の黒いパイプはむき出しでした。それでも役にたちました。

太陽熱温水器を導入すると補助金が出ることがある

ソーラーシステム振興協会のサイトでは、地方自治体助成制度について紹介されています。助成制度を見ると、全国の自治体の補助内容が、PDFファイルで見られます。

詳しくは、各自治体に問い合わせてみるとよいです。

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