体の調子が悪い朝でも、とりあえず「自分でほぐせる」と思うのはありがたい

ヨガを毎日やっていても調子が悪い時はあります。しかし、そんな時でも時間をかけて自分でほぐすことができると思えるのは、ちょっと安心できることです。

ヨガをほぼ毎日やっていても、たまに風邪を引きます。熱も出ます。疲れが抜けていない朝もあれば、あまり楽しくない夢を(多分明け方に)見て、寝起きがひどく悪い時もあります。

もちろん、朝起きて体調がよくない時もあります。

熱がはっきりある時は、もちろんそのまま寝ます。でも、大したことがない、微熱程度の時は、ヨガをやります。一通りメニューをこなすと、体が温まって楽になる。私にはアシュタンガーヨガは激しすぎるので、ゆっくり動かすハタヨガをじわりとやります。

それでも体は温まり、夏なら少し汗をかくくらいです。

年齢が上がってくると、30代初めの頃のように、ビールと焼肉と楽しいバカ話では疲労回復できなくなります。本格的に疲れたなーと思ったり体調が悪いなと思うと、寝ているしかありません。体を動かすとよいのですが、しかし、「ランニング」するのはなかなか決意が必要です。

お金を払って鍼を打ってもらったり、マッサージしてもらうのは、贅沢な楽しみです。しかし、その時々によっては刺激が強すぎると感じるときもあります。

それらに比べたら、ヨガを1時間やることは、はるかにハードルが低く、しかも、体の状態を観察しながらできるので、終わった後は明らかに体の調子がよくなっています。

自分で体を動かして、体の状態を観察できるのはすごくよいことだと思います。調子の悪さが、どの程度よくないのか何となく分かるのです。

30代の頃を思い出すと、底の固い革靴でアスファルトの道を毎日歩いているせいか、毎日、アキレス腱のすぐ上のあたりに疲労がたまっていて、ふくらはぎはいつも固く張っていました。

気休めに自分で揉んでも「やわらかくなった」と思えるほどほぐれません。ああ、こうやって人は疲れをためながら年を取っていくのかと思ったものです。

しかし、今は、朝1時間ヨガをやると、ふくらはぎがとても柔らかくなります。背中に疲れがたまっている時も、固さやコリや張りはかなり軽減されます。

こうして毎日自分で体を一度リセットできると、なんとなく自分の体を信頼できる気分になってきます。

ある程度の年齢になると、何となく調子が悪い時があり、それが続く時もあります。その時に、自分で体の調子を整えることができると自分で回復させられるような気になり、少し安心できます。

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