たまたま富澤商店のそばを通ったので、粉寒天を買いました。早速、ところてんを作ってみました。粉寒天4gを500mlの水に溶かし、静かに沸かして2分。火を止めて冷まし、型に入れて冷やします。1回分が28円でできます。継続的に作るなら、粉寒天を買ってくるのがよいです。
粉寒天からところてんを作る
先日、半蔵門線の三越前駅から銀座線の三越前駅まで連絡通路を歩いていたら富澤商店があり、粉寒天を買ってきました。粉末寒天(200g)は、値段を忘れてしまったのですが、富澤商店の公式サイト粉末寒天/200gでは消費税込みで1401円でした。送料は別です。富澤商店のは品質がよいのです。
アマゾンや楽天では少し値段が高いです。
まず、ところてんを作ってみようと思います。
作り方は、寒天本舗の寒天の基本レシピを参考にさせていただきました。
常温の水やだしに加えてから火にかけます。
底に沈みやすいので、鍋底から混ぜながら煮ます。
煮立ったら静かに煮立つ程度の火加減にして、2分ほど煮ます。
調味料を加える場合は、粉寒天が煮溶けてから加えてください。
粉寒天4gに水500mlを足す
粉寒天4gに対し、固めの仕上がりで水500mlを足すと書かれていたので、私は500ml足すことにしました。
まず、はかりに計量カップを載せ、粉寒天を4g取ります。
火にかけてよくかき回す
それを鍋にあけ、さらに水を500ml足して火をつけてからよくかき回します。
底にたまりやすいと書かれていましたが、その通りです。かきまぜてよく溶かさないと、ムラができてしまいます。
2分静かに煮て火を止める
書かれていた通りに、粉寒天をよく溶かした後2分くらい静かに煮て、火を止めてそのまま放っておいて冷まします。
別容器に移す
温度が下がってきたら、ちょうどよい大きさのタッパーなどの容器に移します。
温度が下がるとすぐに固まり始めます。冷蔵庫で冷やしてから固まるわけではありません。この通り、少し冷めると傾けても平気になります。
冷蔵庫で冷やす
もう少し温度が下がったら、ふたをして冷蔵庫に入れて冷やしましょう。
食べる時は、ところてん突きがあると気分が出ます。うちは実家から持って来た小さいところてん突きがあります。
包丁で太めの讃岐うどんくらいに切れます
でも、なくても冷やしたところてんを容器から取り出し、包丁で大まかに切ればよいのです。この通り。
包丁で太めの讃岐うどんくらいに切れます。固めに作るのがコツです。私はお酢と辛子と醤油とあおさを振っていただきます。
食物繊維をもっと摂ろう
ところてんは夏の食べ物だと思っていましたが、いろいろな食べ方ができるようです。しかし、まず、いつものところてんを食べたい。
つい最近まで、食物繊維について調べていました。意外にも日本人は食物摂取量がとても少ないのだそうです。そのため、摂取基準も、実行可能な程度に低く抑えられています。
食物繊維は、昔は便秘がちな人がつとめて摂るものだと思われていましたが、いまや、健康維持のために、全ての人に必要なものとなりました。
食物繊維についていくつか記事を書きました。よかったらご一読下さい。読むときっと食物繊維を摂ろうと思うようになりますよ。
特に強調したいのは、何かと話題の腸内細菌のことです。腸内細菌のうち、乳酸菌の割合は0.1%。一方、ビフィズス菌は10%ととても多いのです。寒天に含まれる水溶性食物繊維は、ビフィズス菌のエサになります。
そして、もう一つ別の記事ですが、こちらでもところてんが出てきます。少し長いですがご興味があれば、読んでみて下さい。
NOTE
ところてんは1パック200gくらいで販売されています。この作り方では粉寒天4gで500mlのところてんができますから、まあ、重さが500gだとすると買って来た富澤商店の粉寒天から1回分が28円で作れます。
市販のところてんのサイズ、200gに合わせると、さらにその2/5になるので、1パックあたり11.2円。なんと安くできることか。
継続的に食べるなら、自分でつくるのがお得です。作るのが難しかったら話は別ですが、お湯に溶かして型に流し込むだけですから、とても簡単です。
富澤商店の商品の品質はとてもよいので安心して使えます。