成功者が実践する「小さなコンセプト」

成功者が実践する「小さなコンセプト」 を読みました。

本の中に、福島徹さんの記事「有能な部下にすべてを任す」が収められていました。

何で知ったのか覚えていないのですが、東京都羽村市に福島屋さんというスーパーがあります。とても人気があるのです。

羽村市を拠点とする福島屋の総合情報。スーパーマーケット、業務用食品販売、全国農産物直売所、レストラン、カフェ、花卉販売等の店舗情報、商品情報、採用情報など。

羽村市は、多摩川の上流にあり、多摩川サイクリングロードを走って行くとその終点が羽村市です。青梅市の手前にあります。

駅は十数年前に比べて新しく立派になり、駅前も整備されました。しかし、大きな駅ではありません。

そこにあるスーパーがとても人気だというのです。羽村と立川にお店があります。しかし、立川のお店も駅から歩いて行けるような近いところに建っているわけではありません。一度行ってみたいと思いながら忘れていました。

昨年だったか、秋葉原を歩いていると、ビルの1Fに福島屋さんのお店がありました。こんなところにもできるなんてすごいなと思いました。

2016.12.20 NEW OPEN! @AKIHABARA FUKUSHIMAYA TASTING MARKET まっとうな日々の食事のあり方を伝えていく 食のセレクトマーケットです。

全国からこだわりの商品を見つけてきて並べているそうです。食品に興味を持っている人なら楽しめるお店です。

福島屋の特徴は専門家でなくとも、素人が一度見ただけですぐにわかる。まず、おにぎり、総菜、弁当、パン、まんじゅう、ケーキ、プリンなどはいずれも自家製だ。

一般にチェーン店のスーパーは専門の総菜工場、パン工場などに頼んで、販売用の商品を製造してもらう。でき上がってきたものを並べて売るだけだ。

ところが、福島屋はコロッケを揚げるのも鯖を焼くのもすべて店舗内で行っている。

初めて入りましたが確かにその通りでした。秋葉原は電気街からメイドさんの街になりつつあり、昔より飲食店の数は増えました。しかし、明らかにラーメンに偏っていて意外と食べられるものの種類が限られているのです。

お昼はここに買いに来る人が多いだろうなあと思いました。

福島徹さんは、こんな方です。

「私は元々、御用聞きをやっていたからね。うちは小さな酒屋でした。僕が大学を出て、店を継いだ頃、ちょうど近所に羽村団地ができたんです。

八〇〇世帯もある巨大団地で、そこに御用聞きに行ったんです。御用聞きで大切なのは必ず同じ時間に行って、注文があってもなくても顔を出すこと。

そのうちに信頼されるようになり、最初はビールやお酒だけだったのが、次第に醤油、味噌の注文を受けるようになりました。ついにはミカン、リンゴも持ってきてくれと。

結局、羽村団地の七割はうちのお客になってくれました。お客さんとコミュニケーションすることは販売を伸ばすのです。

でも、きつかったですよ。五階建てだけれど、エレベーターなんてなかった。ビールを三ケース持って五階まで行くと、フラフラになりました」

福島屋さんは、大崎、六本木、秋葉原にも店舗があります。一度行ってみるとよいですよ。大手スーパーとは違う品揃えをしています。へえーこんなものが置いてあるんだと思います。

「一般のスーパーはどうすれば売り上げが上がるかという品揃えであり、そういう棚作りをしています。対して、うちではお客さんの目線で品揃えをしている。お客さんがほしいはずのものを並べるようにしています」

お客さん目線でという経営者の方は世の中に多いです。実際は、自分の都合の場合が多いかもしれないですね。

福島屋さんでは、地元の主婦が店頭の品揃えをしているそうです。

「もう一〇年以上になります。最初のうちは品揃えについて意見を聞いていたのですが、いまではそのうちの何人かが直接、品物を発注して、棚を作っています。(中略)

元々お客さんですから、客の目線で品物を集めてきています。いちばんの実力者は社員になって執行役員ですから。そこまでやることがお客様目線なんです」

なるほど。きっと自分が買いたいものを並べる。棚を見ながら歩いていると何となく楽しくなってくるのですが、その理由が分かりました。

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