超健康! 若返る! ラクうま「水煮缶」ダイエットを読んだ

水煮缶は使いやすいです。さば水煮缶、さけ水煮缶、トマト水煮缶、大豆水煮缶は、糖質オフメニューがすぐに作れて、カロリー計算も簡単。栄養価が高く健康に役立つ使い方ができる缶詰です。

缶詰

超健康! 若返る! ラクうま「水煮缶」ダイエットを読みました。タイトルの煽る感じが少々気になりますが、水煮缶の魅力がわかる本です。缶詰の料理レシピもおさめられています。

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水煮缶がよく売れている

少し前に、「缶詰に愛をこめて」を読んだという記事を書きました。

小泉先生の「缶詰に愛をこめて」を読むと、もともと保存性がよく便利だった缶詰が、美味しくなり、栄養成分も豊富なことがわかります。ひょっとすると...

テレビでよくDHAやEPAのサプリのCMが流れているのですが、それを見ているうちに、魚の缶詰、特に、味つけをしていない水煮缶を食べた方が安くて栄養もあり、その方がよいのではないかと思うようになったのです。

それで、小泉先生の缶詰の本を読んだのでした。

買い物に行って棚を気をつけて見ると、今はさば缶がよく売れているようです。やはり水煮缶が好みの味つけができるので売れている(らしい)ことが分かりました。

そして、水煮缶の本が出ていることが分かりました。

水煮缶の魅力

著者は、よくテレビの健康番組で拝見する白澤卓二先生です。前書きで先生はこんなことを書かれています。

缶詰は、その食物の栄養成分がパーフェクトなタイミングで缶に詰めてあります。加圧して加熱殺菌されているので保存料は使われていません。

中でも水煮缶はよけいな調味料が入っていませんから、ダイエットにも健康にも、エイジング対策としてもおすすめです。

さばやさけの水煮缶は、水揚げした新鮮な魚を原産地で缶詰にしていますから、いくつもの流通経路をたどって手元に届く生魚を上回る栄養効果が期待できます。

しかも、長期保存しても品質が変わらないので、一年中、質のよいものが食べられるのです。

この本では、さば水煮缶、さけ水煮缶、トマト水煮缶、大豆水煮缶を薦めていています。そして水煮缶を使うメリットがいくつか説明されていました。

栄養がぎっしり

さばやさけにはオメガ3の脂肪酸であるDHAやEPAがたくさん含まれています。このあたりのことは、魚をたべるとどのくらいDHAとEPAがとれるかなに詳しく書きました。

EPAとDHAはオメガ3の脂肪酸です。EPAにはいわゆる血液サラサラ効果があり、抗凝固薬、血小板凝集抑制薬として使われています。冠動脈疾患、脳卒中、糖尿病、いくつかのがんに効果があります。魚に豊富に含まれています。それぞれ含有量を調べました。

また、トマト水煮缶にはこんな特徴があるそうです。

缶詰用のトマトは完熟したものを収穫しているので、全身の細胞を若返らせるリコピンがたっぷり。

生食用のトマトは熟しきらないうちに収穫されることがあるので、リコピン狙いでトマトを食べるなら水煮缶がベスト。

確かに、八百屋さんには青いトマトが並ぶ時があります。個人的には、それはそれで酸味が強くて美味しいと思っていますが、十分陽に当たったものの方がよいでしょう。

糖質オフメニューがすぐできる

これは4つの水煮缶を選んだ理由でもあるのでしょう。ダイエット中でなくても、今は糖質を気にする方が増えています。

この本によると、それぞれ100g中の糖質は、さば水煮缶が0.2g、さけ水煮缶が0.1g、トマト水煮缶が3.6g、大豆水煮缶が0.9gでした。

トマト水煮缶以外は、糖質がほとんどないといってもよいでしょう。

あまり気にしていなかったのですが、さば、さけ水煮缶は糖質オフ食品でした。味つけしてあると砂糖が入ります。きっと他の魚の水煮缶も、糖質オフ食品です。

カロリーが分かりやすい

ダイエット中の人にはありがたいことに、缶にはカロリーやおもな栄養成分が表示されています。1缶食べてどのくらいかすぐに分かります。

価格が安定していて安い

魚は漁獲量が減って高い食べ物になっています。しかし、その中でも水煮缶は健闘しています。価格は安定しています。生食用トマトは季節や天候によって値段がかなり変わります。

しかし、トマト水煮缶は、だいたいいつも同じ価格がついています。

すぐ食べられる

缶詰の特徴です。開けたらすぐに食べられます。トマトソースを作る時によく使うので、トマト水煮缶は加熱するものだと思っている方もいらっしゃるようですが、そのまま食べられます。

私は大豆の水煮缶を買って来て食べたことはありません。ただ、毎週、大豆を圧力鍋で蒸して納豆をつくっています。

大豆を水に半日漬けておく手間と、もし、圧力鍋でなく普通の鍋で煮るとやわらかくなるまでかなり時間がかかることは知っています。水煮缶ならその手間がかからないです。

長期保存ができて買い置きできる

水煮缶は常温で3年は保存できます。震災以降、保存食を常備するようになりましたが、強い味方です。

いまならネット通販を利用してまとめ買いすれば1個ずつ買うよりもずっと安く買うことができます。

生ゴミがでない

缶詰を開けて捨てるところはありません。すべてお腹におさまるので生ゴミの処理に困ることはありません。

それでは、4つの水煮缶の特徴を書いていきましょう。

さば水煮缶の栄養

オメガ3脂肪酸のEPAとDHAは100gあたり合計2000mg以上含まれています。1日分として、十分な量です。また、EPAは、やせるホルモンとして知られるGLP-1の分泌を増やすそうです。

GLP-1

ヤセるホルモンがふえる!さば缶ダイエットにはこのように説明されていました。

GLP-1とは、小腸下部にあるL細胞から分泌されるホルモン。血糖値を下げるインシュリンの分泌を促し、糖尿病の治療にも用いられています。

「GLP-1には、食欲中枢に働いて食欲を抑制したり、胃からの食物の排出速度を遅らせる作用も。そのため、俗に『ヤセるホルモン』と呼ばれています。」(小田原教授)

L細胞を刺激してGLP-1の分泌を促す効果が特に高いのは、魚の脂に含まれるEPAだといいます。

さらに、ビタミンDが豊富に含まれています。ビタミンDについては、詳しい記事を書いています。成人男女とも目安量が1日5.5μgですから、さば水煮缶だけでまかなえます。

この記事では、ビタミンDについて、ビタミンDの種類、ビタミンDの作用、欠乏するとどうなるか。またビタミンDの効果や、過剰摂取するとどうなるか...
100gあたり
エネルギー 190kcal
糖質 0.2g
タンパク質 20.9g
カルシウム 260mg
ビタミンD 11.0μg
EPA 930mg
DHA 1300mg
出典

さけ水煮缶の栄養

さけの身はサーモンピンクと呼ばれる色をしています。これはアスタキサンチンという色素によるものです。抗酸化物質として知られています。こんな働きをするそうです。

アスタキサンチンは、ほかの抗酸化物質が通れない脳や目の細胞にも入り込み、脳の血管の健康をキープしたり、眼精疲労を防いだりします。

また、全身の細胞の老化を防ぎ、若々しさを保つ効果も期待大。油と一緒にとることでより吸収率がアップします。

さばほどではないですが、ビタミンDもさけ水煮缶だけで1日分がまかなえます。

からふとます
100gあたり
エネルギー 156kcal
糖質 0.1g
タンパク質 20.7g
カルシウム 110mg
ビタミンD 7.0μg
EPA 630mg
DHA 530mg
出典

トマト水煮缶の栄養

トマトの赤い色素リコピンは、β-カロテンよりも力が強いといわれる抗酸化物質です。完熟トマトの方が多いといわれています。しかし、完熟していないトマトと比べてどのくらい多いのか、本には書かれていませんでした。

トマトに関して、以前、おいしいトマトの見分け方と栄養成分についてという記事を書き、栄養成分についても詳しく調べました。よかったらご覧下さい。

この記事では、トマトの旬、トマトの選び方とトマトの栄養成分、保存方法について書きます。 トマトは赤くて少しだけ柔らかくなっているのがう...

本に出ていた表にあるカロテンは、β-カロテンですが、この数字は決して多いわけではないです。

100gあたり
エネルギー 20kcal
糖質 3.6g
タンパク質 0.9g
カロテン 570μg
出典

余談ですが、トマト水煮缶には、カットトマトとホールトマトがあります。別の種類のトマトを使うそうです。初めて知りました。

カットトマトはイタリア全土で収穫される丸型の一般的なトマト。ホールトマトは、イタリアの南部で収穫される細長いトマトを使用しています。

大豆水煮缶の栄養

大豆の特徴はタンパク質が多いことです。

また、表を見ると、意外とカロリーがあり、さけ水煮缶と大差ありません。表には出ていませんが、脂質が7%程度あるためです。

大豆タンパク質の特徴です。

大豆はタンパク質を多く含む食材です。そのタンパク質は体内で合成できない9種類の必須アミノ酸をバランスよく含む、良質なタンパク質。

100gあたり
エネルギー 140kcal
糖質 0.9g
タンパク質 12.9g
ビタミンE 0.5mg
カルシウム 100mg
1.8mg
出典

大豆の水煮缶は、時間が経つと固くなる性質があるそうです。そのため、製造日が新しいものを選んで買うようにしてください。

まとめ

私が学生の頃、友人と缶詰を肴に酒を飲んでいるとわびしくなるので、何かしら料理してつまみをつくったものです。

それが、今は缶詰を食べていると、健康によいとか、ダイエットに役立つとかいわれるようになったのですから、缶詰の地位がずいぶん向上したものだと思います。

もちろん、「缶詰に愛をこめて」を読んだという記事にも書いたように、品質が上がっていることは間違いないです。

レトルト食品は、ずいぶん前に高品質化して美味しいものが増えましたが、次は缶詰の番ですね、きっと。

低糖質は、ダイエットだけでなく、高齢化時代に健康を維持するための一つのキーワードになるような気がします。

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