乾燥わかめは、業務スーパーなら200g入りが248円で買えます。もちろん中国産で、湯通し塩蔵わかめが原材料です。塩分が気になる方は、一度水で戻してから使うとよいでしょう。12倍に増えます。天候不順で野菜が高値になった時は、青菜代わりに食べています。
わかめを毎日のように食べているので、安いところを探していました。
業務スーパー乾燥わかめは200gで248円
業務スーパーにある乾燥わかめは、200gで248円(消費税抜き)です。今の所、私が知っている中で一番安い。
中国産の湯通し塩蔵わかめが原材料
原産国はもちろん中国です。中国産に不安な方は国産のを選んで買った方がよいですね。原材料名は、湯通し塩蔵わかめとありました。塩が含まれています。
袋には、栄養成分表もが載せられています。乾燥わかめ100g中、24gが塩。10gなら、2.4gが塩。1gなら、0.24gが塩です。
エネルギー | 138kcal |
たんぱく質 | 18.0g |
脂質 | 4.0g |
炭水化物 | 41.8g |
食塩相当量 | 24.1g |
※この表示値は、目安です。 |
味噌汁1人前に使うわかめは1gが目安だそうです。1gを使うなら、できた味噌汁に乾燥わかめを散らしておけばOKですが、わかめをたくさん使う方は、最初に水で戻した方が塩が抜けます。
なんと12倍になる
戻し方は、水で約5分。お湯なら約2分で12倍に戻ります。
青菜代わりにわかめを食べる
ここ数年、天候不順で野菜の値段が高騰することがあります。そんな時はわかめを青菜代わりに食べて、葉緑素を補給することにしています。
海藻はヨウ素が多いので、一度気になって調べたことがあります。日本人は昔から海藻を食べてきたので、ヨウ素の過剰摂取の障害は起きにくいのですが、閉経後の女性は少し注意が必要でした。詳しい栄養成分も含めて記事にしてあります。
また、青菜を食べる必要がある話は、昔の栄養学者、川島四郎先生の本を読んで、おひたしを食べるのは葉緑素を食べることという記事を書きました。
麺類にわかめは必要でしょう
うちでは、徳島の半田素麺と蕎麦を1年中食べます。半田素麺は太麺なので熱いうどんのような食べ方をしてもおいしく食べられます。
麺を茹でている間にわかめを戻して、最後にゆで汁をかけると色がきれいになります。冷たくても熱くても麺類にわかめをタップリ添えて食べるようにしています。
何しろ、安くてたくさん入っているので、毎日のように食べてもかなり持ちます。
おいしいわかめは鳴門わかめ
私が食べたわかめで一番おいしかったのは鳴門わかめです。塩漬けは多分手に入りにくく賞味期限も短いですが、灰干しわかめは長期保存が可能です。灰干しわかめもとてもおいしいです。味にうるさくない私がわかるほどです。
鳴門わかめとして有名な灰干しわかめは、養殖もしくは天然の新鮮なワカメに、 シダやススキ、わらなどの草木灰をまぶしたのち天日干しし、灰がついたまま製品とする海藻干製品です。
素干しわかめに比べ、鮮やかな緑色、歯ごたえの良さ、ワカメ特有の香りを、 常温で1年以上保つことができるのが特徴です。
しかし、灰干しわかめは、いまほとんど作られないようです。
灰干しわかめは、徳島県の鳴門市や里浦町、兵庫県の南あわじ市西淡町など 鳴門海峡に面した地域では150年以上前から、北陸や東北地方でも古くから生産され続けてきました。
しかしながら、最近は草木灰の減少、後継者不足、環境問題などで生産量が年々減少傾向であったことに加えて、 平成12年1月に施行されたダイオキシン対策法で、 灰干しわかめに使用する灰をつくる小型焼却炉が規制の対象になったため、良質の灰の確保が困難になり、 灰干しわかめの生産がほとんどできない状況になっています。
それでも品質のよい灰干しわかめが生産できるように、灰の改良が行われているそうなので、またきっと出てくるでしょう。ここに書かれているように、歯ごたえがよいのです。
乾燥鳴門わかめ200gは安定した品質の富澤商店のがありました。もちろん、値段はだいぶ違いますけれども。富澤商店はデパートに店舗展開しているので、デパートでも買えます。
NOTE
記事の中でわかめとヨウ素の関係について触れましたが、昆布はどうなのだろうと思った方もいらっしゃると思います。わかめより昆布の方がずっとヨウ素の含有量が多いです。
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