木のポーズで歩く時の足裏の接地感を矯正する

歩く時の右足裏の接地感の悪さを矯正しようと、いつものメニューに加えて木のポーズをしつこくやっています。バランスが崩れ始めフラフラし始めた時に、何とか膝につけた足が離れないようにする「土俵際の粘り」に効果があるようです。

 

バランス系のポーズに木のポーズがあります。上の画像のポーズです。両手は頭の上一杯に上げて合掌します。

これを毎日のメニューが一通り終わった後に、時間が許す限りしつこくやっています。左で耐えられなくなったら右、右で耐えられなくなったら左と繰り返しています。

ヨガ教室で習う時は、左右1回ずつか多くても2回程度でしょう。そうではなく、時間が許す限り続けています。1時間近くやる時もあります。かなり足がだるくなってきますけれども。

一番難易度が高いのは、目をつぶってやることなのですが、それでは数秒しか持ちません。とりあえず目を開けて時計を見ながらやっています。

しつこくやっているうちに、歩く時の右足裏の接地感が変わってきました。長く歩いていると、どうしても以前からのクセが出て来ますが、歩き始めから意識している間は、足の土踏まずに体重が乗るよい感じです。

木のポーズをしている時は、足裏が否が応でも意識されます。スッと立ててそのまま同じ姿勢で立っていられれば理想的なのですが・・・。その日の調子にもよりますが、すぐに微妙にバランスが崩れ始めフラフラし始めます。

片方の足の膝につけている足を外さないように、何とか足裏のあちこちの部分を使ってバランスを取ります。この「土俵際の粘り」が接地感の改善に奏功するようです。

ぐらぐらし始めた体を一本足で支えていると、足裏が痛くなってきます。その痛みは、たとえば、アイスホッケーのスケート靴を履いて、不規則なダッシュとターンを繰り返した後のようです。

たいていの方はバランス系のポーズより、柔軟性に関係があるポーズに興味があると思います。まず柔らかくしたい思いますよね。私も同じです。

しかし、ある程度それが達成されると、今度は体のバランスが気になるようになりました。以前、バランス系のポーズも練習しようでも書いたことですが。

私は20歳頃、アルバイト中に高いところから飛び降りて右足の人差し指を痛めました。その影響がずっと残り、歩いている時の右足と左足の接地感が違うのです。今、58歳なのですが、40年近くその影響が残っています。

接地感というのは歩いている時の足裏の感覚です。特に、足を下ろした(着地した)時の感覚。左はしっかり着地しているけど、右は中途半端な着地でややねじっているように感じます。

しかし、歩いたり走ったりする時の一歩目は、右足です。右足が利き足です。

その接地感の悪さのせいなのか、カバンを持つ手がいつも左手になり、バランスを取っています。しかし、それは結局右足の接地感の悪さをカバーするものでした。

よい着地とは、左足の感覚をもとにするなら、土踏まずに体重が乗る感覚です。頭の中であれこれ考えながら歩いている時は気になりませんが、歩くことを意識した途端に「うまく歩けてないな」と思います。

左足右足ともに土踏まずに体重が乗るようになると、地面からの反発力を同じように感じて歩くのが楽しくなると思います。

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