いっぱいまでねじること

ヨガには背骨をねじるポーズがいくつもありますが、毎回、いっぱいまでねじると自分の感覚の中に発見があるかもしれません。

毎朝、左右にねじるポーズを重点的にやっています。左右にねじるのを10セット。なぜかというと、腰痛持ちで、背骨がずれているからです。

背骨の腰のあたりをさわると、でこぼこしているのがわかります。これは昔、山小屋でアルバイトしていた時に、荷揚げで重いものを担いで歩いていたことが原因です。若い頃は何ともなくても、後で出てきます。

しびれが出るようなひどさではないのですが、忙しいと、疲れがじわーっと腰にたまってくるのがわかります。なんとか矯正できないだろうか?

背骨を垂直に立てて、ねじる。

毎日体の状態は変わるので、感覚がよくわかる日とそうでもない日があります。基本的には、いつも感覚が鈍い肉が詰まった袋をねじっているような感じがします。(笑)

しかし、たまに感覚がよい日があり、そういう日は、背骨を中心に体がよく回転するような気がします。そんな時に、その日のいっぱいまで左右に回してみると、背骨の感覚がわかるような気がしました。

わかるような感覚とは、ねじることで背骨の1個1個が感じ取れるかもしれないような感覚です。ああ、これは大事な感覚だなと思いました。

ストレッチが昔から本格的な運動前のウオーミングアップに使われるせいか、ヨガも同じようなものだと何年もなんとなく思っていました。

しかし、自分の体を感じる感度を上げるには、限界というと大げさですが、その日のいっぱいまでやらないとだめだと思います。これは、ものごと全般、上達することには欠かせないことで、ヨガでも同じです。

この辺でいいやでは、なかなか新しい発見がありません。そして、何か発見がないと、多分、変化はないと思います。

私は、ただヨガを毎朝やるだけなら、2003年から16年ほとんど毎日やっています。しかし漫然とやっているせいか、体は柔らかくなりましたが大した変化は感じていません。これは実にもったいないことだなと思います。

タイトルとURLをコピーしました