クミンの効果:カレーに使うスパイス

クミンの効果は、下痢やお腹の張り消化不良によいといわれています。また解毒作用があり、腎臓にもよい働きをしてくれるのだとか。クミン自体、香りがとても強いものですが、熱した油に移る香りは、とてもよいです。

クミンシード

クミンを噛むと、ああ、カレー粉に入っているにおいだと分かります。かなり香りが強いです。

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下痢やお腹の張り消化不良に

まず、ハーブ&スパイス事典: 世界で使われる256種ではこのように紹介されていました。

世界でも代表的なスパイスの一つ。インドでは使う前に煎って味を引き立ててから使用する場合も。

コリアンダーと相性がよく、深煎りするほど香ばしさが増す。ミックススパイスには欠かせない材料で、サラダやピクルス、薬味としても使われている。

香りの主成分はクミンアルデヒド。アーユルヴェーダでは下痢やお腹の張り、消化不良などによいとされる。

解毒作用がある

モーニングカレーダイエットは「リバウンド」知らずにはこのように書かれていました。

エジプト原産。セリ科一年草の種子。漢方名、和名とも馬芹(ばきん)。古代エジプトでは、ミイラをつくるときの防腐剤として使われていました。

独特の刺激的な芳香とかすかな苦みがあるのが特徴で、カレーの風味をつくる基本的なスパイスです。

クミンシード(種子のままのホール)とクミンパウダーの両方を使います。クミンシードは、整腸作用や解毒作用もあります。

腎臓をケアする

インドごはんではこのように紹介されています。料理を職業とする人の紹介文は面白いです。こちらの説明が一番わかりやすいと思います。

「身体のフィルター、腎臓をケアする」

駆風作用、これをどう説明するかをいつも考えているのですが、こう言ってみてはどうでしょう。病を起こす原因が身体に滞らないように、身体の中を駆け巡る風を吹かせる働き・・・。

クミンは日本名は「馬芹(ばきん)」。せり科の植物です。健胃剤としても優れていて下痢や腹痛の薬にもなります。

私はどうも胃の具合が良くないなと感じたらクミンを炒ってから薫り高く粉に挽き、ライタ(ヨーグルトに野菜を和えたもの)やサラダを作ります。

また、豆の料理はお腹にガスがたまりやすいものです。ですから、そんな料理には必ずこのクミンを油に抽出して身体の風通しを良くするわけです。

料理に使うときには焦がさないで最大限に香りを引き出して下さいね。

そしてもう一つ大切なのはこのクミンが腎臓をケアするということです。腎臓の働きとは、簡単に考えて身体をキレイにするフィルターのようなものと私は考えています。

排泄されていく前のこの機能は人にとってとても大切なものですね。クミンが泌尿器系疾患や糖尿病の薬としても効果があると言われているのもうなずけます。

この方の書かれた通り、豆カレーにはクミンシードを使います。

恋人の心変わりを防ぐ(?)

スパイス入門 (食品知識ミニブックスシリーズ)にはクミンについて面白いことが書かれていました。

中世期のヨーロッパでは、クミンは男女間の貞節を象徴するものと考えられ、恋人の心変わりを防ぐものと信じられた。

このため、恋人同士が結婚式をあげる時、ポケットにクミンを忍ばせて臨む風習も生まれた。

この風習は、神秘的な芳香を持つクミンを上手に使って料理のできるような花嫁は、夫を確実に身近に引き止め、浮気をさせない腕前を持っているということを意味し、花婿の方は妻の貞節を信司、自らも浮気をしないで、充分な量のクミンと料理の材料を家に持ち帰るくらいに妻に忠実でなくてはならないという意味が含まれていたという。

いまどきのいい方に変えると「胃袋をつかむ」ということなのでしょうか。

クミンシードは結構使います

私が普段買ってくるスパイスの中で、一番使う頻度の高いのはクミンシードとカイエンペパーだと思います。いつも乾物屋さんにGABANの100gを取り寄せてもらっています。

クミンシード、アマゾンではなぜか855円と高いので、乾物屋さんかカルディなど輸入食品店に頼むともっと安く買えます。

まとめ

私は渡辺玲さんのカレーな薬膳を10年以上教科書にしています。その中でもムングダルカレーをよく作ります。

最後の仕上げに、フライパンにバターひとかけを入れて、そこにクミンシードを加えてパチパチいいはじめたら、焦がさないようにして、それをカレー本体に移す作業があります。

バターに溶けたクミンシードの香りは何ともいえないよいものです。そして、クミンシードが入ったバターを加えると、ムングダルカレーにはコクが加わってとてもおいしくなります。

ムングダルカレーを作るたびに、クミンシードが重宝されてきたスパイスだったんだろうなあと思います。

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