呼吸法の練習は布団の中でもできる

毎朝のヨガはアサーナでいそがしいので、夜布団に入って眠る前に、1:4:2の呼吸法の練習をしています。

 

ヨガを始めるとやがて呼吸にも興味を持つようになります。しかし、毎朝のヨガは体を動かすアサーナで忙しく呼吸法まで練習できません。

呼吸法は体を動かさなくても(動かすのもありますが)できます。いつでもどこでもできる。しかし、いつでもできると思うと、なかなかやらないものです。それで、私は布団に入って眠るまでの間にやるようになりました。

用意するものは、カチカチ秒針の音が分かる目覚まし時計です。心臓の鼓動をガイドにしてもよいのですが、耳元で聞こえている秒針の方が分かりやすい。

今のところは、6秒を単位にしています。もちろん、7秒、8秒…と長くしていく予定です。

吸う1吐く2にする

鼻からまず6秒吸って6秒吐いてを繰り返し、体をなじませながら、6秒吸って8秒、6秒吸って10秒、6秒吸って12秒吐くようにして、最終的に6秒吸って12秒吐いてを繰り返します。

これは何もむずかしいことではないのですが、自然にできるかどうかを観察しています。息を吐くときに体に緊張がないかどうか、楽にできるかどうか。息は吐く方がむずかしいです。長く吸うことは簡単ですが、細く長く吐くのはかなりむずかしい。きっと管楽器奏者は訓練しているので上手だと思います。

吐く息が長くなると、吸った時に自動的にたくさん空気が入ってくるような気がします。これは運動している時には感じないことです。

時々、1秒ずつ伸ばして、10秒吸って20秒吐く、1呼吸30秒まで伸ばしたりします。

吸う1止める4吐く2の呼吸

それが終わると、1対4対2の呼吸。これは割合のことを指しています。6秒吸って、24秒止息、12秒で吐きます。1呼吸が42秒になります。

止息する時に体の状態を注意していますが、もちろん、その後吐く時にも注意が必要です。力まないように、体から力が抜けるように気をつけます。体の力を抜くのはなかなか大変です。

きっと息を止めることにいろいろな意味があると思います。

ごく単純に考えると、24秒(+12秒)空気が入ってこないので、体は酸素を必要とするようになります。

そうすると普通に呼吸しているときより、酸素が体の中に入っていくだろうなと思います。運動して呼吸の数が増えているのとは違います。普段より、酸素が取り込まれるようになると思います。

長い呼吸ができるようになると感じること

意識して長い呼吸をすると、普段の呼吸がとても短く、忙しかったりくたびれているとさらに浅い呼吸をしているのが分かります。

長い呼吸をすると、スムーズに空気が入ってくることが感じられます。もう少しいうと、快適な感じがします。こういう感覚を毎日味わうようにすると、忙しい時でも自分の呼吸に注意することができ、意識的に呼吸をコントロールしようと思うようになるのではないかな。

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