ショウガの効果は辛み成分に由来する

ショウガの効果はたくさん知られています。ショウガをおいしく毎日食べるために、ショウガの選び方やガリの作り方を知って、ショウガの栄養成分や効果効能について詳しく知ることにしましょう。

ショウガ

ショウガはいつも切らさないようにしています。カレーをよく作るので使います。その他、うどんを食べるときの薬味には欠かせません。ショウガがないと困ります。

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ショウガの選び方

内田悟のやさい塾 旬野菜の調理技のすべて 保存版 春夏には目利きどころとしてこのように書かれていました。ご参考まで。

  1. 重量感があり、締まっている。筋目が多く等間隔のものは、バランスよく育った証拠。
  2. ひねしょうがは、黄色が濃いほど香り、からみが強い。切り口が乾燥しているものを。
  3. 新しょうがは、表皮がなめらかで、筋が均等。赤色が鮮やかなものを。

ショウガは貯蔵されているので1年中あります。新ショウガは6月~8月に出回ります。

ガリのつくりかた

自家製でガリを作ったことはありますか?私はありません。むずかしいとは思えません。つくり方を調べてみました。

ガリ♪(新生姜の甘酢漬け)がすぐに見つかりました。

自家製ガリを食べると市販の物が食べれなくなる程に美味しいです! 作り方の動画もどうぞ! (動画のURLは工程10参照)

材料は次の通り。

  • 新生姜400g

■ 甘酢

  • 酢200㏄
  • 砂糖50g
  • 塩小さじ1

ちなみにクックパッドのレシピ通りに作るほか、しょうがの下ごしらえには内田悟のやさい塾 旬野菜の調理技のすべて 保存版 春夏に紹介されている方法もあります。

  1. 塩を振る
    バットにしょうがを広げ、まんべんなく塩を振り5分ほどおく。アク抜きだけでなく、繊維がゆるみ、調味料が入りやすくなる。
  2. 熱湯を回しかける
    しょうがの水分が出てしっとりしたら、熱湯を回しかけて10秒ほどおく。
  3. 水気を拭きとる
    ざるに上げて、ペーパータオルでよく水気を拭きとる。水気が残ると、味が中までしっかり入りにくくなる。

こちらもためしてみてください。

また、調理するときに気をつけたいのは、しょうがの辛みや香りの成分は皮のすぐ下に多く含まれていることです。できるだけ皮がと使った方がよいです。

また、刻んだりすりおろしたりすることで、薬効作用がアップします。

ショウガの栄養成分

ショウガの栄養成分を見ると、カリウムが少し多い程度でしょうか。あまり特徴はないですね。

100gあたりの栄養成分
出典
しょうが根茎生
カロリー 30kcal
水分 91.4g
たんぱく質 0.9g
脂質 0.3g
炭水化物 6.6g
カリウム 270mg
カルシウム 12mg
マグネシウム 27mg
0.5mg
亜鉛 0.4mg
0.06mg
βカロテン 5μg
レチノール活性当量 Tr
ビタミンD 0
α-トコフェロール 0.1mg
ビタミンB1 0.03mg
ビタミンB2 0.03mg
葉酸 8μg
ビタミンC 2mg
食物繊維総量 2.1g

ジンゲロン

辛み成分ジンゲロンには免疫力アップや血行をよくして体を温めて発汗を促す作用があります。風邪予防にはうってつけです。生のショウガに含まれるジンゲロールから変化してできます。殺菌作用や強い抗酸化作用もあり、食欲増進にも役立ちます。

ショウガオール

胃腸を刺激して血流を活発にし、体を温めます。生のショウガに含まれるジンゲロールを乾燥させたり、加熱することで一部が変化します。

ショウガの効果効能

薬剤師であり、あん摩指圧マッサージ師でもある橋本紀代子先生のたべものはくすりにはこのように書かれていました。

ショウガは漢方薬ではとてもよく使われる材料です。

漢方では、生薑と書いてショウキョウと読みます。薑という字は強と同じ意味で、もともとは辛みが強いという意味のようです。普通に用いる漢方処方の半分以上に使用されています。

吐き気止めの聖薬

ショウガは嘔吐(おうと)を止める働きに優れ、「吐き気止めの聖薬」と呼ばれます。

つわりで吐き気がひどいときにはショウガをすりおろしているうちに吐き気が止まり、食欲がでてくる人もいるほどです。消化液の分泌をうながし、精神を安定させる働きもあります。

食欲のないとき、胃が弱って体力の落ちているとき、急性の激しい下痢でおなかがはるようなときは、ショウガを用いた料理や、ショウガ汁入りのおかゆを食べると食欲もでて早く元気になります。

車に酔いやすい方は、車に乗る三〇分くらい前にショウガのしぼり汁を飲むか、粉末にしたショウガを約〇・五グラムくらい飲みます。特効があります。

関節リウマチの痛みに

デンマークの大学の博士は、ショウガを毎日一日三回五グラムずつ食べると、関節リウマチや変形性関節炎の痛みや腫れが軽くなり、副作用もないと報告しています。

インドの伝統医学では何千年も前から関節の症状に用いられてきました。

関節リウマチに効くとは知りませんでした。

カゼの妙薬

発汗や解熱の作用もありますから、カゼのときにはショウガは欠かせません。「カゼかな?」と思ったらすぐにショウガをおろし、ハチミツなどを加え、熱湯を注いで飲みましょう。(中略)

ショウガを輪切りにして乾燥させたものや、蒸してから乾燥させたものは漢方では「乾薑」(かんきょう)といい、体を温める働きが非常に強くなり、熱薬(ねつやく)と呼ばれています。

ですから、いろいろな臓器の冷えをとり、消化管が冷えて下痢をしたときや、体の中が冷えて気力も体力も落ち込んだときなどに漢方薬の中に入れて用いられます。(中略)

なお、ショウガの食べすぎは血圧を高くし、精神に対しても興奮的に働くことがあります。一日量は一〇円玉一個くらいにした方がよさそうです。

血圧の高い方は注意しましょう。

また、自分で採れる薬になる植物図鑑にはこんなことが書かれていました。

ギンゲロールは、ジンゲロールのことです。

9~11月に根茎を掘り採って、水洗いして生のまま、あるいは乾燥させてもちいる。これを生姜(しょうきょう)という。また、皮を除き石灰をまぶして天日で乾燥させたものを乾生姜(かんしょうきょう)という。

辛み成分のギンゲロールは、消化酵素の働きをよくし発汗を促す。食欲不振や吐き気には、生の根茎1~2gをすりおろし、湯を注いで3回にわけて飲む。

かぜの際は、親指大のショウガをおろし、ネギの白い部分10gを刻んだものと味噌を加え、熱湯を注いで寝る前に飲むと、解熱に効果がある。

喉にはおろしショウガ5gと陳皮(ちんぴ~ウンシュウミカンの果皮)5gを1日分として、砂糖少々を加えて400mlの水で煎じ、3回に分けて飲む。

のどの痛みには、おろしショウガをガーゼで包んでお湯で温め、のどに湿布するとよい。

胃腸の働きを高めて食欲アップ!

世界一やさしい! 野菜薬膳食材事典にはこんな効果が書かれていました。

薬膳では、もっとも重要な食材のひとつで、効能は大きくふたつに分かれます。

ひとつめは、胃を温め、胃腸内の水分代謝を改善する働き、胃の働きをスムーズにして、吐き気、嘔吐を止めます。

もうひとつは、汗を発散させて熱を冷ます働きです。急性の風邪などで汗が出ず、頭痛、鼻づまりなどの症状があるときに有効です。

冷え症の改善だけでなく、のぼせやすい人にも効果があります。

ショウガの保存方法

新聞紙で包み、夏は冷蔵保存、ほかの時期は常温で保存します。使いかけのものは、水気をよくふき取ってからラップで包み、冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。

まとめ

八百屋さんでショウガを買ってくるとあまり日持ちしません。ところが、昨年秋に産直フェアで買ったショウガは、数ヶ月たつのにまだ傷む気配がありません。なぜこんなに差があるのかわかりません。

売ってくれた生産者を探してお話を聞いてみたいと思っています。

ショウガは収穫時期で分けられます。根ショウガのうち掘りたてのものを新ショウガといい、種用根茎として、霜がおりる直前の11~12月まで収穫せずに畑においておいたものをひねショウガといいます。

ひねショウガなんでしょうか?

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