自分で採れる薬になる植物図鑑

野菜の民間療法的な効果を調べるために自分で採れる薬になる植物図鑑を読みました。調べることはできましたが、野草が好きな人のための本だと思います。

この本には薬になる植物243種、薬になる野菜・ハーブ34種、毒草22種が収められています。タイトルに「自分で採れる」と書かれているように野草の種類が多いです。

たとえば最近あまり食べませんが、フキには、採取保存方法と使用法についてこのように書かれています。

採取・保存

花茎(フキノトウ)は春、つぼみのうちに摘み取って陰干しにする。葉は9月ごろ刈り取って刻み、陰干しにする

使用法

フキノトウ、フキの葉にはほぼ同じ効能があるとされる。咳やたん、胃のもたれ、胃痛には、フキノトウまたはフキの葉1日量10~20gに水500mlを加えて煎じ、約半量まで煮詰めたものを濾して、3回に分け食間に服用する。すり傷、切り傷、虫さされには、葉を揉んで傷口につける。

私は野草を調べたいわけではなく、野菜の効果・効能を調べるために読みました。使用方法が昔からの言い伝えのような感じで面白いです。

ただ、どちらかというと野草が好きな人のための本かもしれません。

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