食品の記事一覧

海藻

海藻は昔中国では稀少で薬の材料だった

乾燥わかめの袋をひっくり返すと中国産がとても多いです。しかし、中国では昔、海藻が採れず、輸入していました。また、貴重な海藻は、食品でなく薬の材料となり、皇帝や貴族に処方されていました。 海藻の歴史 (「食」の図書館)を読みました。原書...
キノコ

きのこの栄養の特徴は少しだけたんぱく質があること

きのこは水分が90%程度ありますが、全体の3%程度がたんぱく質で、同じ重さなら牛乳と同じくらいの割合です。 大豆や肉とは比べものになりませんが、森の中で野生のものを採って来ると考えると、非常時に食べるには案外頼りになるものだと思います。
トマト

トマトソースでパスタを食べるようになったのはいつ?

パスタといえばトマトソース。しかし、トマトの原産地はアンデスでした。16世紀にナポリにトマトが入ってきてからトマトソースができるまで100年。パスタと一緒に食べられるようになるまでにその後数十年かかっています。結構時間がかかっていました。 ...
キノコ

キノコの旺盛な食欲には驚くばかりだ

キノコは地中に菌糸を張り巡らし、土壌を柔らかくして植物が根を下ろしやすくします。また、毒物を分解し、汚染した土壌を浄化する働きもあります。貪欲にいろいろなものを食べてくれるのです。キノコって栽培しやすいのかなと思いました。 キノコの歴...
鶏肉

鶏胸肉はブライニングしないで塩を擦り込むとよい

鶏胸肉をパサパサさせないように、5~6%の塩水にしばらく浸けておく「ブライニング」という方法があります。しかし、実験した人によると、塩を振るだけで同じ効果が得られ、水道水を肉に吸わさないで済むというのです。 鶏胸肉はパサパサしやすい 昔...
たまご

たまごの白身と黄身、栄養成分の違いは脂質だね

価格が安くて、タンパク質が豊富な卵。白身には脂質がほとんどなく、コレステロールもありません。反対に、黄身にはコレステロールも含めた脂質があります。そして白身にも黄身にもタンパク質が含まれます。卵は糖質をほとんど含みません。 卵の栄養成分や...
マヨネーズ

マヨネーズの栄養成分や歴史を調べた

マヨネーズ好きなんですが、栄養成分や使われている油の脂肪酸について、つくり方や、マヨネーズの歴史について調べたことがありませんでした。調べてみると、18世紀のフランスにすでにあったそうです。日本は江戸時代です。なかなか歴史が長いソースです。...
缶詰

超健康! 若返る! ラクうま「水煮缶」ダイエットを読んだ

水煮缶は使いやすいです。さば水煮缶、さけ水煮缶、トマト水煮缶、大豆水煮缶は、糖質オフメニューがすぐに作れて、カロリー計算も簡単。栄養価が高く健康に役立つ使い方ができる缶詰です。
コーヒー

「朝のコーヒー、夜のビールがよい仕事をつくる」を読んだ

朝、コーヒーを飲むとシャキッとしますが、飲む時に少し時間帯に注意すると効果が上がります。また、日中も飲まない方がよい時間帯があります。夜、仕事が終わった後の1杯のビールは実にうまくてリラックスできます。飲み過ぎないように、また、二日酔いにな...
缶詰

「缶詰に愛をこめて」を読んだ

小泉先生の「缶詰に愛をこめて」を読むと、もともと保存性がよく便利だった缶詰が、美味しくなり、栄養成分も豊富なことがわかります。ひょっとすると、DHAやEPAのサプリメントから缶詰に目覚める人が増えるかもしれないなと思いました。 農大の...
食品

六花亭のお菓子はなぜおいしいか?お菓子の街をつくった男を読んだ

マルセイバターサンドは北海道みやげの定番ですが、六花亭のお菓子は何を食べてもはずれがありません。なぜ札幌でなく帯広のお菓子メーカーがこんなに有名になったんだろうと思っていたのですが、「お菓子の街をつくった男―帯広・六花亭物語」を読んでよくわかりました。
わかめ

わかめを毎日たくさん食べてヨウ素摂りすぎにならない?

乾燥わかめを戻して毎日食べようと思いました。ヨウ素の過剰摂取が気になり調べましたが、海藻を当たり前に食べる日本人には、ヨウ素の過剰摂取の害は起きにくいようです。しかし、閉経後の女性は、ヨウ素を摂りすぎると、甲状腺がんの原因になるかもしれません。
ごま

ほうれん草のシュウ酸とごまのシュウ酸は違うよ

ごまの表皮にあるシュウ酸カルシウムが気になって調べました。しかし、難溶性で胃液の中でもほとんど溶けません。シュウ酸が腸から吸収されることはほとんどありません。ほうれん草は水溶性のシュウ酸ナトリウムやシュウ酸カリウムが含まれていて、シュウ酸は腸から吸収されます。
ごま

ごまの原産地はアフリカのサバンナ地帯だった

ごまの原産地はアフリカのサバンナ地帯です。そこからインド中国を経由して日本に伝わったのは3000年くらい前のこと。日本は年間15万トンも輸入する国ですが、国内生産は年間100トン程度。ごまは栽培に手間がかかるようです。
ごま

ごまの効能を調べてみた

ごまの効用は、ゴマリグナンであるセサミンの老化防止がよく知られています。しかし、とんでもなく古い時代、神農本草経や神仙術の抱朴子からごまは実に効果的だと書かれていたんですね。 セサミンで老化防止 基本的なことをまず知りましょう。 から...